「中学の英語の文法がわけわからん」
「英語文法の基礎を覚えたい」
という人むけの記事です。
「英語が苦手」になってしまう原因の多くは、基本的な英語の構造を理解していないことにあります。
この本があれば、英語の文法の理解度が飛躍的に上がり、英語嫌いも解消されるでしょう。
この記事の内容
- 英語もスポーツも基礎が大切
- 「英語嫌い」「勉強嫌い」にやさしい構成
- 1週間で中学英語総ざらい
英語もスポーツも基礎が大切
スポーツでは、最初に型を学びます。
テニスならスイング。
野球ならスローイング。
正しいとされている型をマスターするところから入ります。
もちろん個人によって多少のフォームの差はありますが、正しい身体の使い方というのはある程度決まっているからです。
正しい型から入るほうが、変に自己流で覚えて後から正しい型に直すより合理的だからです。
英語の授業では、「基本的な英文の構成」の説明がまったくないままに、いきなり英文を覚えていくことになります。
勘の良い子は、すぐに体感で英語の文章の構成を覚えますが、多くの子どもが文章の丸暗記などで済ませてしまっているのが実態です。
例文で個々の文法を覚える前に、英語文法の全体を把握し、それから具体的な文章に入っていくほうが何倍も覚えやすく理解が深まります。
「英語嫌い」「勉強嫌い」にやさしい構成
文法というと英語が苦手な人はつい構えてしまいがちですが、本書はまったく英語を知らない人にもわかるように、イラストや図解も交えて読みやすく書かれています。
活字びっしりというようなことはなく、ビジュアル的にもとっつきやすくなるように工夫がしてありますので、苦手意識のある人も挫折する可能性は低いです。
1週間で中学英語総ざらい
本書では「1週間で」とうたっていますが、ちょっとそれは厳しいかもしれません。2週間もあれば読破できるでしょう。
内容的には、中学で習う英語の文法をほぼカバーしています。
第1章 英語が得意になる7つの習慣
第2章 中学英語の全体像
第3章 英文の「幹」ってなんだ?
第4章 英文の「飾り」ってなんだ?
第5章 その他の英文法
まとめ
英文法の全体像を知らずして、英語の学習を始めるのは、地図を持たずに初めての土地に行くようなものです。
地図を手に入れ、現在地を把握すれば、見知らぬ土地もこわくはありません。