中学勉強法

教科書よりも「くもんの中学基礎がため100%」が基本を学ぶのに最高の教材だった。

「中学の教材を探しているが良いモノはないか?」
という人に朗報です。

「くもんの中学基礎がため100%」を購入したところ、中学の勉強に導入すべき教材だと確信しました。

「英語・数学・理科・社会(歴史・地理)」と一通りそろっています。
これを一通りやれば、基礎はキッチリとマスターできるでしょう。

ウチの息子にやらせたところ「今までの教材で一番わかりやすくやりやすい」
と、成績も順調に伸びました。

この記事の構成

「最低限」でサクサク理解
実は「サイズ・余白」は重要
やる気を保てる量
弱点

応用の難しいところまではカバーしていませんが、まず基本から学習していきたい人には最適な教材です。

「最低限」でサクサク理解

例えば数学の場合。
最初に「例」として、例題を提示し解法が書いてある。

その例のやり方の通りにやれば、下の問題も解けるようになっています。
解くのに最低限の情報だけ提示してあっていきなり問題です。

どの参考書や問題集でもこういった方式をとっていますが、この本ではそれが本当に簡潔で余計なことが一切書いていないんです。

余計なものを一切省いて例題をごくかんたんに提示してありながら、それを参考にしながらやれば問題が全部解けるようになっています。

このさじ加減がすばらしく、初めて解く問題でもストレスなくすすめていくことができ、終わったころには基礎が身についているのです。

数学以外の強化も、基本理解に必要なことに的を絞り簡潔に書かれています。

余計なことが書かれていると注意力が分散して頭に入って来づらいんですよね。
なので理解力の高い子でなくても基礎がしっかり習得できます。

実は「サイズ・余白」は重要

これも重要な点です。
数学では途中式や文章題での図式などを書き込む余白が必要です。

あまり数学が得意でない子にとっては、たくさんの余白があったほうがやりやすいです。

本書はB5サイズと大きめで、問題の感覚もゆったりと幅広くとってあり、余白も適度にあるので余裕をもって解くことができます。

やる気を保てる量

見開き2ページで40分程度で出来る問題数で見た目にも活字が詰まっていなくて余裕があります。

あまり詰まっていると圧迫感がありやる気がなくなるので、このパッと見た目の印象も大切なんです。
本書は見ただけで「なんとなくやれそう」という雰囲気がしてくるんです。

弱点

というほどのことではないですが、定期試験で90点以上を目指すのであれば、本書だけでは達成できないでしょう。
やはり基礎にしぼってありますので。

まとめ

「くもんの中学基礎がため100%」は、問題を解きながら基礎も身についてしまう優れた教材です。

とくに学力・理解力があまり高くない子どもに効果があります。

本書と教科書、学校指定の問題集などと組み合わせて学習していくとより一層効果的でしょう。

教科書を読む前に本書で予習する使い方もおすすめです。